花園大会♪

大阪府スクール選抜 vs 福岡選抜
 
全国高校ラグビーは12/27に開幕!!
史上初めて女子ラグビーセブンズエキシビジョンマッチで幕をあけた。

一回戦から熱い戦いが繰り広げられた。
その中でも私が2日目にMBS放送で選んだ厳選マッチは札幌山の手 vs 萩商工の一戦。
しかし、最後までわからなかった戦いは他にもたくさんあって・・・。

初日
貞光 vs 青森北は21-21同点抽選で貞光工。
名護 vs 山形中央は19-17で名護。

2日目
鹿児島実業 vs 國學院栃木は21-19で鹿実。
若狭東 vs 富山第一は28-26で若狭東。

5試合が2点差以内の激戦。
そして、静岡県代表の聖光学院は大会初出場。
現在サントリーで現役日本代表でもある小野澤選手の母校でもある!!
光泉 vs 聖光学院は、接戦だったが、22-14で光泉が出場2回目にして花園初勝利!!
ここの監督は元東芝府中で一緒にプレーしたこともある薬師寺トシヤ(*^_^*)/

聖光学院 第1グランドで本当に良い経験ができたと思う。
私も東福岡高校2年次時(1984年)に初めて花園初出場を決めて挑んだ初戦の函館有斗戦、
何もできずに4-8で惜敗した経験がある。
しかし、その日が東福岡高校にとっての歴史の1ページ目になったことは確か・・・。
2年前(2007年)に同校が初めて全国制覇するまでの23年間、
同じ谷崎監督の下で指導を受ける生徒たちは幸せだ(^^)v

大本命と言われる今年、30日の2回戦(vs深谷)から出場する東福岡高校。
どんなラグビーを魅せてくれるか、いまから楽しみです!!!

津山工OB赤城(旧姓)&Wata
1985高校JAPAN一次候補SH(共に落選)
 
日川(山梨) vs 荒尾(熊本)
 
※ 花園では昨年に続き、中学生選抜大会も視察しました。【こちらから

※ 7人制女子ラグビーエキシビジョンマッチリポート♪【こちらから

福岡選抜 vs 大阪府スクール選抜
 


IRBワールドセブンズシリーズ開幕♪

南アSevens
 
12月の第1週ドバイと第2週南アフリカにて行われた第11回IRBワールドセブンズシリーズが開幕!!
昨年(8大会中)1つも勝てなかったNZ代表が2週連続で優勝して48pと幸先よいスタートを切った。
フィジーが2位につけて好調をキープ。
昨季大躍進のケニア代表もアルゼンチンと同じく5位と好調を維持。
しかし、昨シーズンシリーズチャンピオンだった南アフリカが7位と出遅れている。

日本代表は第3回NZ〜第4回USA大会のUSA大会から、第5回アデレード〜第6回香港大会までの3大会に連続出場が決定!!
またUSA大会は2月2週目の土日、日本TLが日本選手権時期のため、また選手選考が大変そうだ・・・!?

12月第1週にスタートした(8ヶ国8大会が開催される)IRBワールドセブンズシリーズは11年目に突入。
2003年から撤退したJAPAN SEVENS、そろそろ日本で行いたいものである(*^_^*)/

以下順位とポイント↓

NEW ZEALAND  【48】

FIJI  【36】

ENGLAND  【28】

SAMOA  【26】

ARGENTINA  【22】

KENYA  【22】

NZ代表2連覇!!
 


「東アジア大会」レビュー

東アジア優勝
 
【メンバー】
1. 桑水流 (コカ・コーラ)
2. 築城 (コカ・コーラ)
3. 愛世 (JRFU)
4. 和田 (トヨタ)
5. 山本秀 (NEC)
6. 藤谷 (東芝)
7. 末松 (ホンダ)
r. 友井川 (NTT)
r. 横山伸一 (リコー)
r. 笹倉 (関東学院大)
r. 夏井 (関東学院大)
r. 鶴ヶ崎 (東海大)

12月6日(日) 予選

☆ 第4戦 JAPAN vs 中国代表 11:52キックオフ
午前中に一度近くのグランドでジョギング&ストレッチ。
最後に70mを6本、各自のペースで走りこんでホテルに戻り朝食。(前日は80mを10本)

ここ1,2年で急速に力を付けてきている中国代表。
先日のスリランカ大会には農業大学のデベロップメント選手が来ていたが、
ほとんどの選手は185cm以上だったことにビックリ。
女子はアジアNO.1なのだが、その女子も他競技から集めだし、100m走はみんな12秒台?って本当!?

軽いウォーミングアップ後、キックオフのホイッスルが鳴った。
一進一退の攻防後、先に得点したのは中国。
追いかける形で2トライ取って逆転したが12-7と2つ共にゴール決めたのに2点足りない・・・!?
キッカー藤谷がオーバータイムを取られた模様。
そして後半死闘の末、12-14と逆転される。

終了1分前にはJapanがラインブレイクし、友井川からのラストパスを伸一がトライしたのだが、
タッチジャッジからの指示でスローフォワードの反則・・・!?
残り数十秒、JAPAN怒涛の攻撃も電光掲示板は14秒前なのにもかかわらず終了のホイッスルが鳴ってそのままノーサイド。
ストレスのたまる試合だったが、レフリーは絶対。
試合後、岩渕コーチはHPMとしても今大会のレフリングに際して確認(質問)する意向を示した。
残り2戦勝てば良いのだ!!!

☆ 第5戦 JAPAN vs グアム代表 13:35キックオフ
ここで負けると決戦に出られない可能性が高かったJAPANは思い切って主力を温存した。
逆に、若手にチャンスを与え、このプレッシャーの中でどれだけできるのか楽しみな一戦に私も心が躍った。
初先発に3番・鶴ヶ崎、5番・夏井、6番・笹倉、7番・友井川の4人を起用。
これで今大会12名スタメン全員出場させることができたのだが、選手を信じた結果が存分に出た!

友井川が本来のWTBとSHで2トライ。
夏井もキックを全て任せ、ノーホイッスルトライを含む2トライ3ゴールと大当たり!
鶴ヶ崎も1トライ、笹倉はトライこそなかったが、ようやく1試合フル出場して試合後は気持ち良さそうだった!!

☆ 決勝戦 JAPAN vs 香港代表 16:45キックオフ
今季香港には1度も負けていないが、地元香港開催とあって、応援団はほぼ香港にエール・・・><
決勝戦は10分ハーフ。
選手をベストメンバーに戻して挑んだこの試合、先に先制したのはジャパン。
今大会も全ての試合にスタメン出場のタフネス桑水流がトライを決めれば、すぐさまトライを返される。
急遽招集が決まった元主将の築城は香港に入ってまだ1日半、しかし経験値はだてじゃない
トライで再び引き離すも香港に再度ゴールライン割られ12-12のイーブンで後半戦へ。

今大会大活躍のSH和田が途中交代、SHに友井川が入り・・・。
後半愛世が抜け出しトライを奪うも香港もしっかりついて来てトライを奪取。
逆に今度はトライを返され19-24と初めてリードを許してしまう・・・。
残り時間が刻々と迫る中、時間は30秒を切って尚相手が勝負、トライを取りにきた・・・><
自陣22m右隅で1on1になったところ、代わって入った伸一がしっかりタックルで止めてこのボールをゲット。
ペナルティーから山本秀が持ち込み、友井川ー築城とつなぎ、築城から末松へインサイドパス、
末松がそのままトライと思いきや、残り10mで背後からのタックルを受けて・・・。
そのボールをしっかりフォローしていた築城がもらってど真ん中に同点トライ。
フォーンが鳴って、山本秀がゴールを決めて劇的ノーサイドとなった(*^_^*)/

PS. 築城と正面
今季ニューメンバーで挑んだ6月のケニア、この2人のトップリーガー以外はほとんど学生だった。
しかし、この2人のおかげでシールドトーナメントで優勝した。

続く7月、台湾ワールドゲームズでは、この2人はいない・・・。
怪我のケアとチーム事情によるものだ。

東アジア大会はトップリーグと日程が重なっていたこともあり、
夏合宿あたりから選手を派遣できないチームが出てきた。
これは想定内で、その為に春から日本人のみの構成で経験を積ませるべく、学生を中心に、
トップリーグからも東アジア大会に出れそうなレギュラークラスでない選手を集めていた。

築城も正面もバリバリのセブンズ日本代表選手。
正面は今季公式戦に出場できないため、この場(セブンズ)を提供して活躍してもらった。

2人共に同期だ。
2人の活躍無くしては今季の成果は得られなかっただろう・・・。

ようやく怪我が癒えてきた正面が参加した東アジア大会前のマレーシア、スリランカはともに優勝!
アジアチャンピオンになった。
東アジア大会で今季占める予定が大会1日前の練習で正面が怪我をした・・・><
選手にも動揺が走った。
もちろんスタッフにも・・・。

ひとつラッキーだったことは築城がリザーブにも入っていなかったこと、
もうひとつは、岩渕コーチが所用で日本に帰国していたことだ!
大会前日の昼、私はすぐに日本に電話、向井監督に事情を説明し、頭を下げた。
「正面の代わりは築城しかいません!!お願いします!!!」

向井監督曰く「お灸を据えて、」今回リザーブにも入っていなかった築城を招集することに成功。
岩渕に連絡し、一緒に飛んできてもらうことを約束。
築城曰く「ボク、こういう星に生まれてきたんです。なんか行く気がしていました・・・」

築城には羽田まで行っておいてくれと・・・(福岡発-羽田行きは2便が満席、ここもギリギリ)。
(この時点では築城選手が出場できること未確定)

岩渕と築城は深夜1:30に到着、5h後には大会準備として朝練習が始まることを告げて・・・。
JOCとの選手交代劇は三浦総務、田崎ドクターはじめ、当日朝の試合直前(10分前)までかかった。
それでもメンバー発表時にはスタメンに起用していた。
「正面の代わりは築城だけだと・・・」

決勝戦、その築城がトライを決めて最期を締めくくった。
正面も嬉しそうだったが、内心は悔しかったに違いない・・・。

古舘トレーナは毎日選手のケアでマレーシアから途中ジャパンーカナダのトレーナにも帯同しながら
そのままセブンズに戻って連続1ヶ月の帯同・・・。
岩渕にはいつも無理を承知でたくさんのお願いをしているが、10年ぶりに2人部屋だったこともあり・・・!?

予選、決戦、決勝戦前に見るプロモーションVIDEOを最後の2日で3本依頼!?
見事な完成度に選手も気持が高ぶった!!!

その他大勢の後押しで優勝、金メダルを獲得したことに感謝しています。
今後とも、セブンズジャパンへのご声援、男女ともに宜しくお願い致します。

※ 来期は世界へチャレンジ!!
IRBワールドシリーズは2月のアメリカ、3月のオーストラリア、香港と3大会続きます(*^_^*)/

スリランカ優勝
 


インビクタス

ひとつの願いがほんとうに世界を変えた物語。
インビクタス(負けざる者たち)

この映画の試写会に行ってきた。

1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ。
「アパルトヘイト」問題で長年国際試合から締め出されていた国に
光が灯った1995年第3回「ラグビーワールドカップ」南アフリカ大会。

フランソワ・ピナール主将が率いた南アフリカ代表、通称スプリングボックスは、
予選で前回覇者のワラビーズに勝利するなど快進撃、サモアやフランスに勝って決勝進出を果たす。

相手は怪物WTBジョナ・ロムーを中心としたNZ代表、通称オールブラックス。
圧倒的な攻撃力でNZ有利と言われたこの試合、試合は一進一退の攻防の末PG合戦で同点ノーサイド。
ラグビーワールドカップ史上初の延長戦に突入・・・。

当時、南アではラグビーは白人が愛好するスポーツで黒人にとっては「アパルトヘイト」の象徴だった。
しかし、マンデラはどの政策よりもラグビー強化を一番に考え、ピナール主将を大統領官邸に招待。
ロベン島に投獄されているときの話しや、あるポエム(詩)が立ち上がるきっかけになったと体験談を明かす。

マンデラは何を言いたかったのか・・・
「ワールドカップ優勝だ・・・」

「時代は変わる。ボクらも変わらなきゃ」ピナール
「過去はもう終わったことだ。我々は今、未来を見据えている」マンデラ

スプリングボックスは大会前に黒人が集まる過疎地でラグビークリニックを開催。
嫌がっていた選手も到着するや否や大歓迎を受けて・・・。
メディアにも大きく取り上げられ、徐々に国がひとつになっていく・・・。

感想・・・
素晴らしかった!!!
また見に行きたいと思った。

実は当時ボクもあの地に立っていた。
ボクにとってもあの場所が人生最大の分基点だった。
当時同じく大会前に大勢の護衛の元、黒人地域に日本代表選手として「ラグビークリニック」を開催しに行った。
普及活動で世界がひとつに・・・素晴らしいと思った。

だから今でもセブンズツアーでは必ず「ラグビークリニック」を入れるようにしている。
子どもたちからお互いが元気を貰いあうことは今も昔も世界共通同じなんだ・・・(*^_^*)/

14年前にタイムスリップした感があったこの作品。
公開は来年2月5日
ぜひご覧下さい(*^_^*)/

PS. 監督は、主演は・・・
クリント・イーストウッド監督作品
マンデラ大統領/モーガン・フリーマン
フランソワ・ピナール主将/マット・デイモン



東アジア大会開幕!!

4年に1度の第5回東アジア大会が開幕!!
7人制ラグビーも予選が始まり・・・。

☆初戦 JAPAN vs 中華台北代表 10:44KO
7:00 ジョギング+インターバルランを経てストレッチ。
7:45 朝食
9:25 ミーティング
9:45 バス出発
10:00 到着
10:15 ウォームアップ開始(20min)
10:35 WU終了
10:41 トンネルセット
10:44 KO
11:04 アイスバス
先制するもその後が続かず・・・、逆にトライを許しピンチ!?
後半1トライ追加して勝利も、みんな固かった。

☆第2戦 JAPAN vs 香港代表 13:06 KO!
前半はマイボールが取れずピンチの連続。しかし、和田が自陣から60m走りきって右隅にトライ。
後半もマナセに、この日初先発横山伸一のトライを追加し勝利!!

☆第3戦 jJAPAN vs 韓国代表 15:28 KO!
予選最も警戒していた日韓戦、立て続けに2トライ取られたJAPANはここから奮起。
ど真ん中を築城がこじ開け40m独走トライを決めて後半に挑んだJAPANは、
途中出場の横山伸一が2トライ奪う活躍を見せ逆転、そのままノーサイドとなった。

3戦共に楽に勝てる試合はひとつもない。
しかし、スタッフも選手も負ける気がしないのは、チーム一丸今までやってきたことがシンプルにできているからだ。
金メダルを目指すためには、もっとシンプルに普段通りJAPANのセブンズラグビーを魅せることができれば結果はついてくる!!
あとあす一日3試合、楽しみましょう(*^_^*)/

女子7人制日本代表
 
日本の大応援団です!
 


香港!

この日は完全リフレッシュデー。
昨日の移動日も重ねて積極的休養につとめた。

理由は…!?
スタッフ一同議論を交わし、最終的に判断。
スリランカ大会直後の長時間の移動とタイトなスケジュールに選手の疲労も考慮…。

選手の自主性に任せ、選手を信じ、思いっきり休むことにした。

ボクは岩渕コーチと二人、朝からgymにてウェイトサーキット&runningで追い込み!?

選手もこの日ばかりはゆっくり休めたようで(^^)v
入れ替わり立ち替わりで自主トレ。

大会が楽しみです(*^_^*)/

PS. 東アジア競技大会 日本代表選手団結団式♪
男子、女子のコーチ
 
五輪の公式正装で記念撮影